英語 前置詞 一覧:基本の意味・使い分け・例文を徹底解説

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英語 前置詞 一覧を理解することは、英語の文章を正確に読んだり、自然な英文を作ったりするための重要なポイントです。前置詞は単語同士の「場所・時間・方向・関係」などを示し、短い単語でありながら文全体の意味を大きく左右します。この記事では、英語で特によく使われる前置詞を一覧にし、基本的な意味から似た前置詞の使い分け、例文、注意点まで詳しく解説します。

英語の前置詞とは?

前置詞とは、主に名詞や代名詞などの前に置いて、その語と文中の別の要素との関係を示す語です。Cambridge Dictionaryでも、前置詞は空間や時間、あるいは人・物の間の論理的な関係を表す語として説明されています。一般的には、前置詞の後ろには名詞句、代名詞、または動詞の-ing形などが続きます。

例えば、次の2つを比べてみましょう。

  • I went Tokyo.
  • I went to Tokyo.

2つ目では「Tokyoへ」という方向を示す to が入ることで、「行く」という動作と「Tokyo」の関係が明確になります。日本語では助詞によって関係を表すことが多いのに対し、英語では前置詞が非常に重要な役割を果たします。

また、前置詞は必ずしも1語だけとは限りません。

  • in
  • on
  • at
  • under
  • between
  • because of
  • in front of
  • out of
  • according to

のように、単語1つで使うものと、複数の語でまとまって働くものがあります。英語には100を超える前置詞があるとされ、基本的なものだけでもかなりの数があります。


英語 前置詞 一覧

まずは代表的な前置詞を、意味と代表的な使い方で整理しましょう。

前置詞主な意味代表的なイメージ例
at~で、~に点・地点at the station
in~の中に、~で内部・範囲in the room
on~の上に、~に表面・接触on the table
to~へ、~に到達する方向go to school
from~から出発点from Tokyo
for~のために、~に向けて目的・対象for you
by~によって、~までに、~のそばに手段・期限・近接by train
with~と一緒に、~を使って同伴・道具with my friend
of~の、~について所属・部分・関係the name of the city
about~について、およそ話題・周辺talk about English
over~の上に、~を越えて上方・越えるover the bridge
under~の下に下方under the table
above~より上に基準より上above the clouds
below~より下に基準より下below zero
before~の前に時間・順序before dinner
after~の後に時間・順序after school
between~の間に個別の対象の間between A and B
among~の中に、~の間で集団の中among friends
behind~の後ろに背後behind the door
beside~の横に真横beside me
near~の近くに近接near the station
through~を通って内部を通過through the tunnel
across~を横切って反対側へacross the street
along~に沿って線に沿うalong the river
around~の周りに周囲・回転around the house
into~の中へ内部への移動go into the room
onto~の上へ表面への移動jump onto the bed
without~なしで欠如without money
against~に反対して、~に接して対抗・接触against the wall
during~の間にある期間中during the meeting
until~まで終点・期限until Friday
within~以内に範囲内within a week
despite~にもかかわらず逆接despite the rain

1.at・in・onの違い

英語学習で特に重要なのが at・in・on の使い分けです。

at

at は「一点」をイメージすると理解しやすくなります。

  • at the station
  • at the door
  • at school
  • at work
  • at the bus stop

例:

I’m waiting at the station.
私は駅で待っています。

駅という広い空間そのものよりも、「駅という地点」にいるという感覚です。場所についての at は、特定の地点や活動の場を示す場合によく使われます。

in

in は「内部」を表します。

  • in the room
  • in the box
  • in Japan
  • in Tokyo
  • in the car

例:

She is in the kitchen.
彼女はキッチンにいます。

「大きな範囲や空間の中にいる」というイメージを持つと分かりやすいでしょう。

on

on は「表面に接している」というイメージです。

  • on the table
  • on the wall
  • on the floor
  • on the fifth floor

例:

The book is on the desk.
本は机の上にあります。

場所を表す on は、表面だけでなく道路、階、公共交通機関などにも使われます。


2.at・in・onを時間で使い分ける

at・in・on は場所だけでなく、時間を表す場合にも非常によく使われます。

前置詞時間の範囲例
at時刻・特定の時点at 7:00
on曜日・日付on Monday
in月・年・季節・長い期間in July

at

The meeting starts at 9:00.
会議は9時に始まります。

on

I’ll see you on Monday.
月曜日に会いましょう。

in

She was born in 1995.
彼女は1995年に生まれました。

このように、時間を「点」「日」「ある程度の幅を持った期間」として捉えると整理しやすくなります。


3.to・from・for・towardの違い

方向を表す前置詞も混同しやすい分野です。

to

to は目的地や到達点を示します。

I’m going to the office.
私は会社へ行きます。

from

from は出発点や起点を表します。

I’m from Japan.
私は日本出身です。

The train leaves from Tokyo.
その列車は東京から出発します。

for

for は「~のために」「~に向けて」という目的・対象を表すほか、特定の方向を示す場合もあります。

This gift is for you.
このプレゼントはあなたのためです。

toward

toward は「~の方向へ」という方向性を表しますが、必ずしも目的地への到達を意味しません。

He walked toward the station.
彼は駅の方向へ歩きました。

つまり、

  • to:到達する目的地
  • from:出発点
  • for:目的・対象
  • toward:~の方向

という違いがあります。


4.in・into・out ofの違い

「中」を表す表現では、状態と移動を区別することが大切です。

in

中に「いる・ある」という状態を表します。

The children are in the room.
子どもたちは部屋の中にいます。

into

外から中へ「入る」という移動を表します。

She walked into the room.
彼女は部屋の中へ歩いて入りました。

out of

中から外へ出ることを表します。

He got out of the car.
彼は車から降りました。

この3つは、

in=中にいる
into=中へ入る
out of=中から外へ出る

と整理すると分かりやすくなります。


5.on・ontoの違い

同じように、on と onto も状態と移動の違いがあります。

The cat is on the table.
猫はテーブルの上にいます。

これは「テーブルの上にある」という状態です。

一方、

The cat jumped onto the table.
猫はテーブルの上へ飛び乗りました。

では、下から上へ移動しています。

したがって、

  • on:~の上にある
  • onto:~の上へ移動する

という違いがあります。


6.above・over・under・belowの使い分け

上下関係を表す前置詞には複数の種類があります。

前置詞基本イメージ例
above基準より上above the line
over上方・覆う・越えるover the bridge
below基準より下below zero
under真下・覆われた下under the table

above

above は「ある基準より上」を表します。

The temperature is above 30 degrees.
気温は30度を超えています。

over

over は上方にあることに加え、「覆う」「越える」という意味も持ちます。

The plane flew over the city.
飛行機はその都市の上空を飛びました。

below

below は基準より低い位置を表します。

The temperature is below zero.
気温は氷点下です。

under

under は何かの真下、または何かに覆われるような下側を表します。

The dog is under the table.
犬はテーブルの下にいます。


7.before・after・behind・in front of

「前」「後ろ」という意味でも、時間と空間を区別する必要があります。

before

before は主に時間・順序の「前」を表します。

Wash your hands before dinner.
夕食の前に手を洗ってください。

after

after は時間・順序の「後」を表します。

We went home after the meeting.
私たちは会議の後に帰宅しました。

in front of

空間的な「~の前」を表す場合は in front of がよく使われます。

The car is in front of the building.
車は建物の前にあります。

behind

behind は空間的な「~の後ろ」を表します。

The boy is hiding behind the door.
その少年はドアの後ろに隠れています。


8.betweenとamongの違い

between と among はどちらも「~の間」と訳されるため、非常に混同されやすい前置詞です。

between

between は、対象を個別に捉えた「間」を表します。

The bank is between the school and the library.
銀行は学校と図書館の間にあります。

3つ以上でも、それぞれを個別の対象として扱う場合には between が使われることがあります。

among

among は、複数の人や物からなる集団の中にいるイメージです。

She was standing among her friends.
彼女は友達の中に立っていました。

したがって、「2つならbetween、3つ以上ならamong」とだけ暗記するのは十分ではありません。重要なのは、対象を個別に見るのか、ひとまとまりの集団として見るのかという違いです。


9.near・by・besideの違い

「近く」を表す前置詞にもニュアンスがあります。

前置詞イメージ例
near近くnear the station
byすぐそば・近くby the window
beside真横・隣beside me

near

There is a hotel near the station.
駅の近くにホテルがあります。

by

She is sitting by the window.
彼女は窓のそばに座っています。

beside

He sat beside me.
彼は私の隣に座りました。

near は比較的広い「近く」、beside はより明確な「横・隣」という位置関係を表します。


10.through・across・alongの違い

移動を表す前置詞では、移動経路のイメージが重要です。

through

「内部を通り抜ける」という意味です。

We walked through the tunnel.
私たちはトンネルを通り抜けました。

across

「ある面や場所を横切って反対側へ」という意味です。

He walked across the street.
彼は道路を横切りました。

along

「線や道に沿って」という意味です。

We walked along the river.
私たちは川に沿って歩きました。

つまり、

  • through=中を通り抜ける
  • across=横切る
  • along=沿って進む

と考えると理解しやすくなります。


11.around・round・about

これらは「周囲」「およそ」「~について」など、複数の意味を持つため注意が必要です。

around

We walked around the park.
私たちは公園の周りを歩きました。

また、

There are around 50 people.
約50人います。

のように「およそ」という意味でも使われます。

about

about は「~について」という話題を表す使い方が非常に重要です。

We talked about the movie.
私たちはその映画について話しました。

さらに、

It takes about ten minutes.
約10分かかります。

のように「およそ」という意味でも使われます。


12.with・by・of・about・forの使い分け

これらは場所や方向だけでなく、人・道具・手段・目的・話題などを表します。

前置詞主な役割例文
with同伴・道具I went with my brother.
by手段・方法I went by train.
of所属・部分・関係the door of the room
about話題talk about music
for対象・目的a gift for you

with

I wrote the letter with a pen.
私はペンで手紙を書きました。

by

We traveled by train.
私たちは電車で旅行しました。

「電車そのものに乗っている」なら on the train、「交通手段として電車を利用する」なら by train という違いがあります。

of

The color of the car is beautiful.
その車の色は美しいです。

about

We learned about English grammar.
私たちは英語文法について学びました。

for

This book is for beginners.
この本は初心者向けです。


13.during・for・until・by・withinの違い

時間を表す前置詞は、期間・期限・終了時点を区別する必要があります。

前置詞意味例
during~の間にduring the meeting
for~の間ずっと・期間for three hours
until~までuntil Friday
by~までにby Friday
within~以内にwithin three days

during

特定の期間・出来事の「間」を表します。

I fell asleep during the movie.
映画の途中で眠ってしまいました。

for

期間の長さを表します。

I studied for three hours.
私は3時間勉強しました。

until

ある時点まで継続することを表します。

I’ll stay here until five.
5時までここにいます。

by

期限を表します。

Please finish it by Friday.
金曜日までに終わらせてください。

within

一定の範囲内を表します。

Please reply within three days.
3日以内に返信してください。


14.without・against・despite

日常会話だけでなく、文章やニュースなどでもよく見かける前置詞です。

without

「~なしで」という意味です。

I can’t live without coffee.
私はコーヒーなしでは生きられません。

against

「~に反対して」のほか、「~に接して」という意味もあります。

The ladder is against the wall.
はしごは壁に立てかけられています。

They are against the plan.
彼らはその計画に反対しています。

despite

「~にもかかわらず」という逆接を表します。

Despite the rain, we went outside.
雨にもかかわらず、私たちは外へ出ました。

despite の後ろには名詞や動名詞などが続く形が基本です。


15.前置詞+動詞-ingに注意する

前置詞の後ろに動詞を置く場合、原則として動詞は -ing形 にします。Cambridgeの文法資料でも、前置詞の後ろに動詞が来る場合は-ing形になることが説明されています。

例えば、

Thank you for helping me.

は正しい形です。

「for+helping」となっています。

同様に、

She is interested in learning English.

では、

in+learning

となります。

間違えやすい例として、

  • interested in learn
  • good at speak
  • without study

ではなく、

  • interested in learning
  • good at speaking
  • without studying

とすることが重要です。


16.動詞とセットで覚える前置詞

前置詞は単独で意味を覚えるだけでは十分ではありません。特定の動詞・形容詞・名詞とセットで使われる「決まった組み合わせ」も非常に重要です。Cambridge University Pressも、前置詞を単語単体ではなく、動詞・形容詞・名詞との組み合わせで学ぶことの重要性を指摘しています。

代表例を見てみましょう。

表現意味
listen to~を聞く
look at~を見る
look for~を探す
wait for~を待つ
belong to~に所属する
agree with~に同意する
depend on~に依存する
believe in~を信じる
care about~を気にする
think about~について考える
talk about~について話す
ask for~を求める
pay for~の代金を払う
apply for~に申し込む
arrive at~に到着する
arrive in~に到着する

例えば、

I’m looking for my keys.

は「私は鍵を探しています」という意味です。

ここで look と look for は同じではありません。前置詞が加わることで、動詞全体の意味が変化することがあります。


17.前置詞を使った重要な定型表現

前置詞は単純な場所・時間だけでなく、熟語や定型表現にも大量に登場します。

atを使う表現

  • at home
  • at work
  • at school
  • at first
  • at last
  • at once
  • at least

inを使う表現

  • in fact
  • in general
  • in particular
  • in time
  • in the end
  • in addition
  • in front of

onを使う表現

  • on time
  • on purpose
  • on foot
  • on the way
  • on sale

byを使う表現

  • by hand
  • by chance
  • by mistake
  • by yourself
  • by the way

forを使う表現

  • for example
  • for sure
  • for a while
  • for free
  • for the first time

これらは前置詞の基本的な意味から完全に直訳しようとすると分かりにくい場合があります。そのため、英文を読む際には表現全体を一つのまとまりとして理解することも重要です。


18.英語前置詞の使い分けを整理する一覧表

最後に、特に混同しやすいものをまとめます。

比較基本的な違い
at / in点・地点 / 内部・範囲
in / into中にある / 中へ入る
on / onto上にある / 上へ移動する
to / toward到達点 / 方向
from / to出発点 / 到達点
above / over基準より上 / 上方・覆う・越える
below / under基準より下 / 真下・覆われた下
before / in front of時間・順序の前 / 空間的な前
after / behind時間・順序の後 / 空間的な後ろ
between / among個別に捉えた対象の間 / 集団の中
near / beside近く / 真横・隣
through / across内部を通過 / 横切る
along / around~に沿って / ~の周り
during / for出来事・期間中 / 期間の長さ
until / by~まで継続 / ~までに完了
with / by道具・同伴 / 手段・方法

19.前置詞を覚えるときに重要な考え方

英語の前置詞は、日本語訳だけを丸暗記すると混乱しやすい分野です。

例えば in を「~の中に」、on を「~の上に」、at を「~で」とだけ覚えると、

  • in Tokyo
  • at Tokyo Station
  • on the train
  • in the car
  • at school
  • on the wall

などの違いを説明しにくくなります。

そこで、前置詞ごとの「基本イメージ」を意識すると理解しやすくなります。

代表的なイメージ

  • at:一点
  • in:内部
  • on:表面・接触
  • to:到達方向
  • from:出発点
  • for:目的・対象
  • with:一緒・道具
  • by:手段・近接・期限
  • between:個別の対象の間
  • among:集団の中
  • through:内部を通過
  • across:横切る
  • along:線に沿う
  • around:周囲

前置詞は「日本語1語=英語1語」という関係ではなく、文脈によって意味が変わります。場所、時間、方向、手段、目的、関係など、文中で何を表しているのかを確認することが大切です。


20.英語前置詞を使った例文集

最後に、基本的な前置詞を使った英文をまとめて確認しましょう。

  1. I’m at the station.
    私は駅にいます。
  2. She lives in Tokyo.
    彼女は東京に住んでいます。
  3. The keys are on the table.
    鍵はテーブルの上にあります。
  4. He went to school.
    彼は学校へ行きました。
  5. This train comes from Osaka.
    この電車は大阪から来ます。
  6. This present is for you.
    このプレゼントはあなたのためです。
  7. I went there by train.
    私は電車でそこへ行きました。
  8. She came with her brother.
    彼女は兄弟と一緒に来ました。
  9. We talked about the problem.
    私たちはその問題について話しました。
  10. The dog is under the chair.
    犬は椅子の下にいます。
  11. The shop is between the bank and the post office.
    店は銀行と郵便局の間にあります。
  12. He walked through the park.
    彼は公園を通り抜けました。
  13. They walked across the bridge.
    彼らは橋を渡りました。
  14. We walked along the beach.
    私たちは海岸に沿って歩きました。
  15. She waited for two hours.
    彼女は2時間待ちました。
  16. Please finish the work by Friday.
    金曜日までに仕事を終えてください。
  17. I stayed there until midnight.
    私はそこに深夜までいました。
  18. He left without saying goodbye.
    彼はさよならを言わずに立ち去りました。
  19. Despite the rain, they played soccer.
    雨にもかかわらず、彼らはサッカーをしました。
  20. She is interested in learning English.
    彼女は英語を学ぶことに興味があります。

まとめ

まとめ:英語 前置詞 一覧を学ぶ際は、単純な日本語訳を暗記するだけでなく、「点・内部・表面・方向・距離・時間・関係」などの基本イメージを意識することが重要です。特に at・in・on、to・from、between・among、during・for・until・by などの違いを例文とともに理解すると、英文を読む力だけでなく、自然な英文を作る力も大きく向上します。前置詞は非常に短い単語ですが、英語の意味を正確につなぐ重要な役割を持っているため、動詞や形容詞との定型表現も含めて少しずつ身につけていくことが、英語力を安定して伸ばす近道になります。