「都市ガス」と「プロパンガス」違い : 特徴、料金、安全性、選び方を徹底比較!

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「都市ガス」と「プロパンガス」違いを知ることは、家庭のエネルギー選びや光熱費の節約にとって非常に重要です。この記事では、それぞれのガスの仕組み、特徴、料金、安全性の違いを、わかりやすくかつ具体的な例とともに徹底解説していきます。引っ越しや新築、契約ガス会社の見直しを検討している方は、ぜひ参考にしてください。


都市ガスとは?仕組みと特徴

都市ガスの供給方法

都市ガスは、主に液化天然ガス(LNG)を原料としており、その主成分はメタンです。このLNGは、オーストラリア、カタール、マレーシアなどから日本へ輸入され、国内で再気化・脱臭などの処理を経て、ガス導管を通して各家庭へ供給されます。

供給会社の役割

都市ガスは以下のような大手企業をはじめ、全国約200社以上が供給を担っています。

  • 東京ガス
  • 大阪ガス
  • 東邦ガス
  • 西部ガス

導管の管理と供給はこれらの会社が担当しています。

都市ガスの性質と安全面

  • 比重:空気より軽い(天井にたまりやすい)
  • におい:本来無臭だが、事故防止のため人工的なにおいを添加
  • 液化温度:−162℃
  • 体積縮小率:液化すると600分の1に圧縮可能

例:都市ガスを使用している家庭では、ガス漏れ警報器は通常天井付近に設置されています。


プロパンガス(LPガス)とは?仕組みと特徴

プロパンガスの供給方法

プロパンガスは、液化石油ガス(LPG)で、主成分はプロパンとブタンです。中東諸国やアメリカなどから輸入され、日本国内ではガス会社が専用のボンベに充填し、各家庭に配達する形で供給されます。

全国に多くの供給会社

  • 約20,000社ものガス会社が存在
  • 小規模地域にも対応可能
  • 各社独自の料金設定やサービスを展開

プロパンガスの性質と安全面

  • 比重:空気より重い(床にたまりやすい)
  • におい:人工臭あり
  • 液化温度:−42℃
  • 体積縮小率:液化すると250分の1に

例:プロパンガスを使用している住宅では、ガス漏れ警報器は床近くに設置されるのが一般的です。


比較表:都市ガス vs プロパンガス

項目都市ガスプロパンガス(LPガス)
原料液化天然ガス(LNG)液化石油ガス(LPG)
主成分メタンプロパン・ブタン
供給方法地中の導管を通じて供給ボンベを配達
重さ空気より軽い空気より重い
漏れたときの挙動上にたまる下にたまる
臭い人工臭あり人工臭あり
熱量(1㎥あたり)約10,750kcal約24,000kcal
ボンベの必要性なしあり
対応エリア都市部中心全国(山間部・離島も対応)
料金体系一般的に安定・比較的安い地域や会社により差が大きく高め傾向

実際の使用例と選び方のポイント

1. 都市部のマンションに住む場合

多くの都市部の集合住宅では都市ガスが整備されており、導管がすでに敷設されています。プロパンガスを使うことは基本的にありません。

例:東京都心部の賃貸マンションでは、東京ガスの都市ガスが一般的です。

2. 郊外や一戸建ての場合

郊外や新興住宅地では、プロパンガスが選ばれるケースが多いです。導管整備が不要なため、設置が容易で初期費用が抑えられる利点があります。

例:千葉県の郊外に建てられた新築一戸建てでは、近隣に都市ガス導管がないためプロパンガスを採用。


光熱費に差が出る?料金比較の注意点

単純比較はNG!熱量を考慮しよう

  • 都市ガス:10,750kcal/㎥
  • プロパンガス:24,000kcal/㎥

プロパンガスのほうが熱量が約2.23倍高いため、使用するガスの体積自体は少なく済みます。しかし、1㎥あたりの単価が都市ガスよりかなり高いケースが多いため、結果的にプロパンガスの方が割高に感じることが多いのです。


節約の工夫で差を縮める!

1. ガス会社を見直す

  • 契約中の会社よりも安価な料金設定のガス会社を探す
  • 電気とセット契約で割引になるプランを活用
  • 比較サイト(エネチェンジ・エネピなど)を利用するのが便利

2. 家庭でできる節約術

お風呂・キッチンでの使い方を見直すだけでも、年間2万円以上の節約が可能です。

ガス節約の具体例(お風呂編)

  1. お風呂のふたを閉める(約2,400円節約)
  2. 追い焚き回数を減らす(1回減で約1,800円節約)
  3. シャワー時間を短く(1日1分短縮で1,700円以上節約)
  4. 節水シャワーヘッドを使用
  5. 自動止水機能の活用

本記事では、「都市ガス」と「プロパンガス」違いについて、仕組み・料金・供給方法・安全性などを比較しながら、具体例とともに紹介してきました。都市ガスは都市部中心に、プロパンガスは全国どこでも使えるという利便性があり、どちらにもメリット・デメリットがあります。

光熱費の節約や生活スタイルに応じて、最適なガスの種類を選ぶためにも、「都市ガス」と「プロパンガス」違いを正しく理解することが大切です。選び方ひとつで、生活の質も家計も大きく変わります。今後の契約見直しや引っ越し時の参考に、ぜひこの記事を活用してください。