英語 助動詞 一覧:基本助動詞・意味と使い方・例文を徹底解説

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英語 助動詞 一覧を理解することは、英語の文法を身につけるうえで非常に重要です。英語の助動詞(modal verbs)は、単に動詞の意味を補うだけではなく、「~できる」「~かもしれない」「~しなければならない」「~すべきだ」「~するだろう」など、話し手の可能性、確信、義務、許可、能力、意志などを表します。代表的な基本助動詞には can, could, may, might, must, shall, should, will, would があり、英語では非常に頻繁に使われます。

英語の助動詞は、日本語訳だけを覚えてしまうと、実際の英文で意味を判断しにくくなることがあります。たとえば can は「~できる」だけでなく、許可や可能性を表すこともあります。また would は単純な「willの過去形」だけではなく、丁寧な依頼、仮定、過去の習慣などにも使われます。さらに、ought to、have to、be able to、be going to など、基本助動詞に近い意味を持つ表現もあります。そこで本記事では、英語の助動詞を種類、意味、文型、例文、否定形、疑問文、時制、推量まで幅広く整理します。

英語の助動詞とは

助動詞とは、主に動詞の前に置かれ、話し手がその動作や状態についてどのように考えているのかを表す語です。

たとえば、

I can swim.
私は泳ぐことができます。

この文では、can が swim に「能力」という意味を加えています。

また、

She may come tomorrow.
彼女は明日来るかもしれません。

では、may が「可能性」を表しています。

さらに、

You must study harder.
あなたはもっと一生懸命勉強しなければなりません。

では、must が「義務・必要性」を表します。

このように助動詞は、動詞そのものだけでは表現しにくい「話し手の判断・態度」を加える役割を持っています。Cambridge Grammarでは、modal verbsを確実性、可能性、意志、義務、必要性、能力などの意味を表すものとして説明しています。

英語の基本助動詞一覧

英語の代表的な基本助動詞は次の9つです。

助動詞主な意味代表的な用法
can~できる能力・許可・可能性
could~できた、~かもしれない過去の能力・可能性・丁寧な依頼
may~してもよい、~かもしれない許可・可能性
might~かもしれない可能性・控えめな推量
must~しなければならない、~に違いない義務・強い推量
shall~しましょう、~することになる提案・意志・規定
should~すべきだ、~のはずだ助言・義務・推量
will~するつもりだ、~だろう意志・未来・予測
would~だろう、~していただけますか仮定・丁寧表現・過去の習慣

British Councilも、can, could, may, might, must, shall, should, will, would を主要なmodal verbsとして挙げています。

助動詞の基本文型

基本的な助動詞は、原則として主語の後ろ、一般動詞の原形の前に置きます。

肯定文

Subject + modal + 動詞の原形

例:

I can speak English.
私は英語を話せます。

She will come tomorrow.
彼女は明日来るでしょう。

You should study more.
あなたはもっと勉強すべきです。

重要なのは、助動詞の後ろに基本的に動詞の原形を置くことです。British Councilも、modal verbとmain verbを組み合わせる構造を示しています。

否定文

否定文では助動詞の後ろに not を置きます。

Subject + modal + not + 動詞の原形

例:

I cannot swim.
私は泳げません。

You should not worry.
あなたは心配すべきではありません。

He must not enter this room.
彼はこの部屋に入ってはいけません。

疑問文

疑問文では助動詞を主語の前に置きます。

Modal + subject + 動詞の原形?

例:

Can you swim?
泳げますか。

May I come in?
入ってもよいですか。

Should I call him?
彼に電話すべきですか。

canの意味と使い方

can は最も基本的な助動詞の一つで、主に「能力」「許可」「可能性」などを表します。

能力

I can drive.
私は運転できます。

She can speak three languages.
彼女は3か国語を話せます。

許可

You can use my computer.
私のコンピューターを使ってもいいですよ。

可能性

It can be dangerous.
それは危険な場合があります。

否定形

cannot / can’t は「~できない」「~してはいけない」「~のはずがない」などを表します。

I can’t swim.
私は泳げません。

また、推量として、

That can’t be true.
それが本当のはずがありません。

という使い方もあります。British Councilでは、can’t を不可能であるという判断にも使う例を示しています。

couldの意味と使い方

could は can の過去形として使われるほか、可能性や丁寧な依頼にも使われます。

過去の能力

When I was young, I could run very fast.
若いころ、私はとても速く走ることができました。

可能性

It could rain tonight.
今夜、雨が降るかもしれません。

丁寧な依頼

Could you help me?
手伝っていただけますか。

Could you …? は Can you …? より丁寧で控えめな依頼としてよく使われます。英語では、過去形の助動詞が丁寧さや直接性を弱めるために使われることがあります。

mayの意味と使い方

may は主に「許可」と「可能性」を表します。

許可

May I come in?
入ってもよろしいですか。

You may leave now.
今、退出してもかまいません。

可能性

He may be busy.
彼は忙しいかもしれません。

may は可能性を表す場合、比較的フォーマルな表現として使われることがあります。

mightの意味と使い方

might も可能性を表す助動詞です。

It might rain tomorrow.
明日は雨が降るかもしれません。

She might come later.
彼女は後で来るかもしれません。

may と might はどちらも可能性を表します。実際の英語では両者の確実性の差は文脈によって変わり、単純に「mayのほうが必ず確率が高い」と決めつけることはできません。Cambridge Dictionaryも、could、may、might が可能性の程度を表す一方、話者によってそれぞれの確実性の感じ方が異なることを説明しています。

mustの意味と使い方

must は主に「義務」と「強い推量」を表します。

義務

You must wear a seat belt.
シートベルトを着用しなければなりません。

You must finish this today.
あなたは今日これを終えなければなりません。

強い推量

He must be tired.
彼は疲れているに違いありません。

この場合の must は「義務」ではありません。「状況から判断して、きっとそうだ」という強い確信を表します。British Councilでも、must は確実性の高い推量に使われると説明されています。

must not

mustn’t は「~してはいけない」という禁止を表します。

You mustn’t smoke here.
ここで喫煙してはいけません。

「must not」と「don’t have to」は意味が異なります。

You mustn’t go.
行ってはいけません。

You don’t have to go.
行く必要はありません。

前者は禁止、後者は「義務がない」という意味です。British Councilも、mustn’t は禁止を表すと説明しています。

shouldの意味と使い方

should は「~すべきだ」という助言・推奨を表す代表的な助動詞です。

助言

You should study every day.
毎日勉強すべきです。

You should see a doctor.
医者に診てもらったほうがいいです。

否定

You shouldn’t stay up too late.
あまり夜更かししないほうがいいです。

推量

The train should arrive soon.
電車はまもなく到着するはずです。

British Councilでも、should / shouldn’t は提案やアドバイスを表すために使われると説明されています。

willの意味と使い方

will は未来を表す語として知られていますが、それだけではありません。

未来

I will call you tomorrow.
明日あなたに電話します。

意志

I will help you.
私があなたを手伝います。

予測

It will be difficult.
それは難しくなるでしょう。

will は話し手の意志や予測など、さまざまな意味を表します。

wouldの意味と使い方

would は非常に重要で、使い方が多い助動詞です。

丁寧な依頼

Would you help me?
手伝っていただけますか。

丁寧な申し出・希望

Would you like some coffee?
コーヒーはいかがですか。

仮定

I would buy it if I had enough money.
十分なお金があれば、それを買うでしょう。

過去の習慣

When I was a child, I would play outside every day.
子どものころ、私は毎日外で遊んだものでした。

このように would は、単純に「willの過去形」と覚えるだけでは不十分です。

shallの意味と使い方

shall は現代英語では will より使用範囲が狭くなっていますが、特に提案やフォーマルな表現で重要です。

提案

Shall we go now?
もう行きましょうか。

提案・申し出

Shall I open the window?
窓を開けましょうか。

特に Shall I …? や Shall we …? は覚えておきたい形です。

ought toの意味と使い方

ought to は基本助動詞とは少し異なり、Cambridgeではsemi-modalの一つとして扱われています。

意味は should に近く、「~すべきだ」「~のはずだ」という意味があります。

You ought to apologize.
あなたは謝るべきです。

The train ought to arrive soon.
電車はもうすぐ到着するはずです。

ただし、ought to + 動詞の原形 ではなく、ought to + 動詞 という形になる点に注意しましょう。

need toとneedn’t

need は助動詞として使われる場合と一般動詞として使われる場合があります。

need to

You need to study.
あなたは勉強する必要があります。

現代英語では、この意味では need to が一般的です。

一方、

You needn’t worry.

のような needn’t は「心配する必要はありません」という意味です。

Cambridgeでは need をsemi-modalとして分類しています。

have toとmustの違い

have to は助動詞そのものではありませんが、must と似た「義務」の意味を持つ重要表現です。Cambridgeでは have (got) to をmodal meaningを持つ表現として扱っています。

表現意味例
must~しなければならないYou must leave now.
have to~しなければならないI have to work today.
don’t have to~する必要はないYou don’t have to come.
mustn’t~してはいけないYou mustn’t smoke.

特に、

don’t have to ≠ mustn’t

という違いは重要です。

You don’t have to come.
来る必要はありません。

You mustn’t come.
来てはいけません。

be able toとcanの違い

be able to も can と同じく能力を表す重要な表現です。

I can swim.

I am able to swim.

どちらも「泳ぐことができる」という意味になります。

ただし、be able to は助動詞ではなく、複雑な時制などで can の代替として使える点が特徴です。Cambridgeも be able to をmodal meaningを持つ表現の一つとして挙げています。

例えば、

I will be able to join the meeting tomorrow.
明日の会議には参加できるでしょう。

という形が可能です。

be going toとwill

未来を表す際には、will と be going to の使い分けも重要です。

I will call him.

I am going to call him.

どちらも未来に関係しますが、be going to は予定や、現在の状況から判断できる未来などに使われます。Cambridgeでは be going to もmodal meaningを持つ表現として扱っています。

助動詞の否定形一覧

助動詞の否定形は、会話や文章で非常によく使われます。

助動詞否定形短縮形
cancannotcan’t
couldcould notcouldn’t
maymay not―
mightmight notmightn’t
mustmust notmustn’t
shallshall notshan’t
shouldshould notshouldn’t
willwill notwon’t
wouldwould notwouldn’t

Cambridgeは、cannot は通常1語で書き、will not → won’t、shall not → shan’t などの特殊な短縮形があることも説明しています。

助動詞の疑問文一覧

助動詞疑問文日本語
canCan you help me?手伝ってくれますか
couldCould you wait?待っていただけますか
mayMay I enter?入ってもよいですか
mightMight I ask a question?質問してもよろしいでしょうか
mustMust I go?行かなければなりませんか
shallShall we start?始めましょうか
shouldShould I call her?彼女に電話すべきですか
willWill you come?来ますか
wouldWould you like tea?紅茶はいかがですか

助動詞で表す可能性の強さ

助動詞を学ぶうえで重要なのが「確信度」です。

たとえば、

He must be at home.

なら、「彼は家にいるに違いない」という強い推量です。

一方、

He may be at home.

なら、「彼は家にいるかもしれない」という可能性です。

さらに、

He might be at home.

も可能性を表します。

British Councilでは、must, might, may, could, can’t などを使って、情報から現在や未来について推論できることを説明しています。

推量の代表パターン

表現意味
must be~に違いない
may be~かもしれない
might be~かもしれない
could be~かもしれない
can’t be~のはずがない

助動詞+have+過去分詞

助動詞は過去の出来事について推量するときにも使えます。

基本形は、

modal + have + 過去分詞

です。

must have + 過去分詞

He must have forgotten the meeting.
彼は会議を忘れたに違いありません。

might have + 過去分詞

She might have missed the train.
彼女は電車に乗り遅れたかもしれません。

can’t have + 過去分詞

He can’t have known about it.
彼がそのことを知っていたはずがありません。

British Councilも、過去の出来事についての推量に must have、might have、can’t have などを使うことを説明しています。

助動詞+be+動詞-ing

助動詞の後ろには be + -ing を置くこともできます。

She may be sleeping now.
彼女は今、寝ているかもしれません。

They must be working.
彼らは仕事をしているに違いありません。

He will be waiting for us.
彼は私たちを待っているでしょう。

British Councilも、modal verbの後に be や have、have been などを組み合わせて、さまざまなverb phraseを作れることを示しています。

助動詞+have been+動詞-ing

さらに複雑な形として、

modal + have been + -ing

があります。

例えば、

He must have been working all night.
彼は一晩中働いていたに違いありません。

この形では、

  • must = 強い推量
  • have been = 過去の継続
  • working = 動作

という複数の文法的要素が組み合わされています。

助動詞を使った重要例文

  1. I can speak English.
    私は英語を話せます。
  2. Could you open the door?
    ドアを開けていただけますか。
  3. May I use your phone?
    あなたの電話を使ってもよいですか。
  4. It might rain tomorrow.
    明日は雨が降るかもしれません。
  5. You must follow the rules.
    ルールに従わなければなりません。
  6. You shouldn’t worry too much.
    あまり心配しないほうがいいです。
  7. I will call you later.
    後で電話します。
  8. Would you like some coffee?
    コーヒーはいかがですか。
  9. Shall we start the meeting?
    会議を始めましょうか。
  10. You ought to apologize.
    あなたは謝るべきです。

英語の助動詞でよく見られる注意点

助動詞を使う際には、いくつかの文法上のポイントがあります。

助動詞の後ろに三単現のsを付けない

He can speak English.

「can」の後ろの speak に -s は付きません。

誤:

He can speaks English.

正:

He can speak English.

助動詞の後ろにtoを置かない

基本的なmodal verbでは、

I can swim.

のように動詞の原形を置きます。

通常、

I can to swim.

とはしません。

ただし、ought to や have to、be able to のように to を含む表現は別です。

doを使わずに疑問文を作る

Can you swim?

であって、

Do you can swim?

とはしません。

助動詞自体を主語の前に移動させます。

助動詞の意味別一覧

最後に、用途ごとに整理してみましょう。

能力

  • can
  • could
  • be able to

許可

  • can
  • could
  • may

可能性

  • can
  • could
  • may
  • might

義務・必要性

  • must
  • should
  • ought to
  • have to
  • need to

禁止

  • mustn’t
  • cannot / can’t

助言

  • should
  • shouldn’t
  • could
  • ought to

意志・未来

  • will
  • shall

丁寧な依頼

  • could
  • would
  • may

仮定

  • would
  • could
  • might

強い推量

  • must

否定的な強い推量

  • can’t
  • couldn’t

英語 助動詞 一覧を理解するための重要な整理

英語の助動詞は、単語ごとに1つの日本語訳を当てはめるより、「どのような意味を追加しているのか」で覚えると理解しやすくなります。

例えば can を「~できる」とだけ覚えるのではなく、

  • 能力
  • 許可
  • 可能性
  • 否定による不可能

という複数の機能を持つ語として理解します。

同じように must なら、

  • 義務
  • 必要性
  • 強い推量

という複数の使い方があります。

このように整理すると、英文を読んだときに日本語訳だけに頼らず、文脈から助動詞の意味を判断できるようになります。

まとめ:英語 助動詞 一覧を使いこなして表現力を高めよう

英語 助動詞 一覧を学習するときは、can、could、may、might、must、shall、should、will、would という基本助動詞を中心に、それぞれの意味と使い方を整理することが重要です。助動詞は、能力、許可、可能性、義務、必要性、推量、意志、助言、丁寧な依頼、仮定など、英語で細かなニュアンスを表現するために欠かせません。

また、ought to、need、have to、be able to、be going to などの関連表現まで理解すると、より幅広い英文を正確に読めるようになります。特に mustn’t と don’t have to、can と could、may と might、should と must のように、似ている表現の意味の違いを理解することが大切です。助動詞は短い単語が多いものの、文全体の意味や話し手の判断を大きく左右します。基本的な文型から始めて、否定文、疑問文、推量、完了形、進行形へと段階的に理解していけば、英作文・英会話・英文読解のすべてで助動詞を自然に使えるようになります。