英語 関係代名詞 一覧を覚えると、長い英文の構造を理解しやすくなります。関係代名詞は、前にある名詞を説明する「関係詞節」を導く語で、2つの文を1つにつなぐ働きをします。特に who・which・that・whose・whom の使い分けを理解することが基本です。
英語 関係代名詞 一覧では、「先行詞が人か物か」「関係代名詞が節の中で主語・目的語・所有のどの役割を持つか」を確認することが重要です。単語だけを暗記するよりも、役割と例文をセットで整理すると、英文読解でも英作文でも使いやすくなります。
1. 関係代名詞とは
関係代名詞は、名詞を後ろから説明する文を作るための語です。
たとえば、
- I know the boy.
- He plays tennis.
という2つの文があります。
これを、
I know the boy who plays tennis.
「私はテニスをするその少年を知っています。」
と1つにつなげることができます。
この who が関係代名詞です。
ここでは、
- the boy → 先行詞
- who → 関係代名詞
- who plays tennis → boyを説明する節
となります。
2. 関係代名詞の基本一覧
まず、代表的な関係代名詞を一覧で確認しましょう。
| 関係代名詞 | 先行詞 | 節の中での役割 | 例 |
|---|---|---|---|
| who | 人 | 主格・目的格 | the man who lives here |
| which | 物・動物 | 主格・目的格 | the book which I bought |
| that | 人・物・動物 | 主格・目的格 | the car that he bought |
| whose | 人・物 | 所有格 | the girl whose father is a doctor |
| whom | 人 | 目的格 | the man whom I met |
特に重要なのは、who=人、which=物、that=人・物という基本的な使い分けです。
3. whoの使い方
whoは、先行詞が人の場合に使います。
特に、関係代名詞節の中で主語になる場合が重要です。
人 + who + 動詞 ~
- I know a man who lives in Tokyo.
- 私は東京に住んでいる男性を知っています。
- She has a friend who speaks French.
- 彼女にはフランス語を話す友達がいます。
- The boy who won the race is my brother.
- そのレースで優勝した少年は私の弟です。
この場合、whoは後ろの動詞の主語になっています。
たとえば、
who lives in Tokyo
では、「who=その男性」が「lives」の主語です。
4. whoが目的語になる場合
whoは目的語として使うこともできます。
- The woman who I met yesterday is a teacher.
- 私が昨日会った女性は先生です。
この文では、
I met the woman yesterday.
という関係になっています。
womanがmetの目的語なので、whoも目的格の働きをしています。
ただし、目的格のwhoは省略できる場合があります。
- The woman who I met yesterday is a teacher.
- The woman I met yesterday is a teacher.
どちらも文法的に可能です。
5. whichの使い方
whichは、先行詞が主に物・動物の場合に使います。
- This is the book which I bought yesterday.
- これは私が昨日買った本です。
- The car which is parked outside is mine.
- 外に止めてある車は私のものです。
- I have a dog which loves playing outside.
- 私は外で遊ぶのが大好きな犬を飼っています。
whichも、関係代名詞節の中で主語にも目的語にもなります。
| 役割 | 例文 |
|---|---|
| 主格 | The book which is on the desk is mine. |
| 目的格 | The book which I bought is interesting. |
6. thatの使い方
thatは、人・物・動物のいずれにも使える便利な関係代名詞です。
- The man that lives next door is a doctor.
- 隣に住んでいる男性は医師です。
- This is the book that I wanted.
- これは私が欲しかった本です。
- The dog that I saw was very cute.
- 私が見た犬はとてもかわいかったです。
そのため、
人 → who / that
物 → which / that
というように整理できます。
ただし、thatには使用できない場合もあるため、「thatはいつでも使える」と考えないことが重要です。
7. whoseの使い方
whoseは「~の」という所有を表します。
基本形は、
人・物 + whose + 名詞 + 動詞 ~
です。
- I know a girl whose father is a doctor.
- 私は父親が医師である女の子を知っています。
- This is the house whose roof was damaged.
- これは屋根が壊れた家です。
- She has a friend whose mother is a famous singer.
- 彼女には母親が有名な歌手である友達がいます。
whoseの後ろには、基本的に名詞が続きます。
たとえば、
whose father
なら、「その人の父親」という所有関係になります。
8. whomの使い方
whomは、先行詞が人で、関係代名詞が目的語になる場合に使います。
- The man whom I met yesterday was kind.
- 私が昨日会った男性は親切でした。
文の関係は、
I met the man yesterday.
です。
manはmetの目的語なので、正式にはwhomを使えます。
ただし、現代英語の日常会話では、whomの代わりにwhoを使ったり、関係代名詞そのものを省略したりすることも非常に多くあります。
- The man whom I met yesterday
- The man who I met yesterday
- The man I met yesterday
いずれも使われますが、フォーマルな英文ではwhomが選ばれることがあります。
9. 主格と目的格の違い
関係代名詞を理解するうえで、主格・目的格の区別は非常に重要です。
主格
関係代名詞が、後ろの文の主語になる場合です。
- The boy who plays soccer is my brother.
「その少年がサッカーをする」という関係です。
who = the boy
そしてwhoがplaysの主語になっています。
目的格
関係代名詞が、後ろの文の目的語になる場合です。
- The boy who I met yesterday is my brother.
もとの文は、
I met the boy yesterday.
です。
この場合、boyはmetの目的語です。
| 種類 | 例文 | 関係代名詞 |
|---|---|---|
| 主格 | The boy who plays soccer… | who=主語 |
| 目的格 | The boy who I met… | who=目的語 |
10. 関係代名詞を省略できる場合
関係代名詞が目的格の場合は、省略できることがあります。
- The book which I bought was expensive.
- The book I bought was expensive.
どちらも、
「私が買った本は高価でした。」
という意味です。
一方、主格の関係代名詞は通常、省略できません。
- ○ The boy who lives here is my friend.
- × The boy lives here is my friend.
したがって、
目的格 → 省略できることがある
主格 → 基本的に省略できない
と覚えると整理しやすくなります。
11. 関係代名詞の使い分け
最も基本的な判断方法は、「先行詞」と「関係代名詞の役割」を確認することです。
- 先行詞が人か確認する
- 先行詞が物・動物か確認する
- 関係代名詞が後ろの節で主語か目的語か確認する
- 所有関係ならwhoseを考える
- 人の目的格でフォーマルな表現ならwhomを考える
- 人・物の両方に使えるthatにも注目する
12. 関係代名詞の例文一覧
| 英文 | 日本語 |
|---|---|
| The man who lives here is my uncle. | ここに住んでいる男性は私のおじです。 |
| The girl who helped me was kind. | 私を助けてくれた女の子は親切でした。 |
| The book which is on the desk is mine. | 机の上にある本は私のものです。 |
| The movie which I watched was interesting. | 私が見た映画は面白かったです。 |
| The car that he bought is expensive. | 彼が買った車は高価です。 |
| The dog that I saw was cute. | 私が見た犬はかわいかったです。 |
| The boy whose father is a doctor is my friend. | 父親が医師である少年は私の友達です。 |
| The woman whom I met was a teacher. | 私が会った女性は先生でした。 |
| This is the book I bought yesterday. | これは私が昨日買った本です。 |
13. 関係代名詞の重要ポイント
関係代名詞を学ぶときは、単語だけでなく、後ろの文に何が足りないのかを見ることが大切です。
たとえば、
The boy who plays tennis is Ken.
では、
「The boy plays tennis.」
という意味関係があるため、whoは主語です。
一方、
The boy who I met is Ken.
では、
「I met the boy.」
という関係なので、whoは目的語です。
このように、関係代名詞の直後だけを見るのではなく、関係代名詞を元の名詞に戻して文が完成するかを考えると、主格・目的格を判断しやすくなります。
14. 関係代名詞一覧のまとめ
| 語 | 先行詞 | 主な役割 | 例 |
|---|---|---|---|
| who | 人 | 主格・目的格 | the person who helped me |
| which | 物・動物 | 主格・目的格 | the book which I read |
| that | 人・物・動物 | 主格・目的格 | the car that I bought |
| whose | 人・物 | 所有格 | the man whose car is red |
| whom | 人 | 目的格 | the person whom I met |
まとめ:英語 関係代名詞 一覧で役割と使い分けを整理しよう
英語 関係代名詞 一覧を覚えるときは、まず「先行詞が人か物か」と「関係代名詞が後ろの節でどの役割をしているか」を確認しましょう。whoは人、whichは物・動物、thatは人・物・動物、whoseは所有、whomは人の目的格として使われます。特に主格と目的格を区別できるようになると、関係代名詞の省略が可能かどうかも判断しやすくなります。関係代名詞は長い英文の構造を読み解くうえでも重要なので、例文を「先行詞・関係代名詞・関係詞節」に分けて確認することが理解への近道です。