英語 命令文 例文を理解するには、命令文の基本的な語順と使い方を押さえることが大切です。命令文は「~しなさい」「~してください」のように、相手に行動を求めるときに使います。通常は主語の you を置かず、動詞の原形から文を始めるのが特徴です。
英語 命令文 例文では、単純な命令だけでなく、「~するな」という否定命令、「~してください」という丁寧な依頼、「一緒に~しましょう」というLet’sの表現まで確認する必要があります。形はシンプルですが、意味や丁寧さは文脈によって変わるため、基本パターンを例文とともに整理しましょう。
1. 命令文の基本
英語の命令文は、基本的に動詞の原形から始めることで作ります。
動詞の原形 + ~.
たとえば、
- Open the door.
- ドアを開けなさい。
- Sit down.
- 座りなさい。
- Listen carefully.
- 注意深く聞きなさい。
- Come here.
- ここに来なさい。
普通の文では主語が必要ですが、命令文では相手である you が省略されています。
| 普通の文 | 命令文 |
|---|---|
| You open the door. | Open the door. |
| You sit down. | Sit down. |
| You listen carefully. | Listen carefully. |
| You come here. | Come here. |
つまり、命令文では「相手に直接行動を求める」という意味から、Youを省略して動詞から始めるのが基本です。
2. 命令文の基本例文
日常生活では、次のような命令文がよく使われます。
- Stand up.
- 立ちなさい。
- Be quiet.
- 静かにしなさい。
- Wait here.
- ここで待ちなさい。
- Look at me.
- 私を見なさい。
- Read this book.
- この本を読みなさい。
- Close the window.
- 窓を閉めなさい。
- Turn left.
- 左に曲がりなさい。
- Follow me.
- 私についてきなさい。
命令文は強い命令だけではありません。状況によっては、単純な指示や案内として自然に使われます。
3. 「Please」を使った丁寧な命令文
命令文に please を加えると、「~してください」という比較的丁寧な依頼になります。
Please + 動詞の原形 ~.
- Please sit down.
- どうぞお座りください。
- Please open the window.
- 窓を開けてください。
- Please wait here.
- ここでお待ちください。
- Please speak slowly.
- ゆっくり話してください。
また、文末にpleaseを置くこともできます。
- Sit down, please.
- Wait here, please.
「命令文だから必ず強い言い方になる」というわけではなく、pleaseや声の調子、文脈によって丁寧さが変わることに注意しましょう。
4. be動詞の命令文
be動詞の命令文では、Be + 形容詞・名詞などの形を使います。
- Be careful.
- 気をつけなさい。
- Be quiet.
- 静かにしなさい。
- Be kind to others.
- 他人に親切にしなさい。
- Be a good boy.
- いい子にしなさい。
普通のbe動詞の文では主語によってam、is、areが変化しますが、命令文では基本的に Be を使います。
- × Are careful.
- ○ Be careful.
5. 否定の命令文
「~するな」「~しないで」という否定命令を作る場合は、Don’t + 動詞の原形を使います。
Don’t + 動詞の原形 ~.
- Don’t run.
- 走ってはいけません。
- Don’t touch it.
- それに触らないでください。
- Don’t open the door.
- ドアを開けないでください。
- Don’t worry.
- 心配しないで。
- Don’t be late.
- 遅刻しないでください。
be動詞の場合も Don’t be ~ という形になります。
| 肯定の命令文 | 否定の命令文 |
|---|---|
| Be quiet. | Don’t be noisy. |
| Come here. | Don’t come here. |
| Open the door. | Don’t open the door. |
| Run fast. | Don’t run fast. |
| Be late. | Don’t be late. |
6. 「Never」を使う強い否定命令
「決して~するな」という強い禁止を表す場合は、Never + 動詞の原形を使うことがあります。
- Never give up.
- 決して諦めるな。
- Never forget this.
- これを決して忘れるな。
- Never tell a lie.
- 決して嘘をつくな。
Don’tよりも強い禁止・警告のニュアンスを持つことがあります。
7. Let’sを使った命令文
命令文には、相手に一方的に指示するだけでなく、「一緒に~しましょう」という表現もあります。
それが Let’s + 動詞の原形です。
- Let’s go.
- 行きましょう。
- Let’s play soccer.
- サッカーをしましょう。
- Let’s study English.
- 英語を勉強しましょう。
- Let’s have lunch.
- 昼食を食べましょう。
Let’sは Let us が短くなった形で、「私たちが一緒に~する」という提案を表します。
8. Let’sの否定文
「~しないようにしましょう」という場合は、
Let’s not + 動詞の原形
を使います。
- Let’s not talk about it.
- そのことについて話さないようにしましょう。
- Let’s not be late.
- 遅刻しないようにしましょう。
- Let’s not go there.
- そこへ行かないようにしましょう。
「Don’t ~」と「Let’s not ~」は意味が異なります。
| 表現 | 意味 |
|---|---|
| Don’t go. | 行かないで。 |
| Let’s not go. | 行かないようにしましょう。 |
Don’tは相手への禁止、Let’s notは「私たち全員でしない」という提案です。
9. 命令文 + and / or
命令文では、and や or を使って「~すれば…」「~しないと…」という意味を表すこともできます。
命令文 + and
「~しなさい、そうすれば…」という意味になります。
- Study hard, and you will pass the exam.
- 一生懸命勉強しなさい。そうすれば試験に合格するでしょう。
- Hurry up, and you will catch the train.
- 急ぎなさい。そうすれば電車に間に合うでしょう。
命令文 + or
「~しなさい、さもないと…」という意味になります。
- Hurry up, or you will miss the bus.
- 急ぎなさい。さもないとバスに乗り遅れます。
- Study hard, or you will fail the exam.
- 一生懸命勉強しなさい。さもないと試験に落ちます。
| 形 | 基本的な意味 |
|---|---|
| 命令文 + and | ~しなさい、そうすれば… |
| 命令文 + or | ~しなさい、さもないと… |
10. 命令文と依頼表現
命令文は、必ずしも「命令する」という意味だけではありません。日常会話では、相手への依頼や案内にも使われます。
たとえば、
- Come in.
- どうぞお入りください。
- Have a seat.
- どうぞお座りください。
- Take your time.
- ごゆっくりどうぞ。
- Please call me later.
- 後で私に電話してください。
一方で、目上の人や初対面の人などに対しては、状況によって Could you ~? や Would you ~? などの疑問文を使うほうが自然な場合もあります。
11. 命令文の例文まとめ
| 表現 | 日本語 |
|---|---|
| Open the door. | ドアを開けなさい。 |
| Close the window. | 窓を閉めなさい。 |
| Be careful. | 気をつけなさい。 |
| Listen to me. | 私の話を聞きなさい。 |
| Please wait here. | ここで待ってください。 |
| Don’t run. | 走らないでください。 |
| Don’t worry. | 心配しないで。 |
| Never give up. | 決して諦めるな。 |
| Let’s go. | 行きましょう。 |
| Let’s study together. | 一緒に勉強しましょう。 |
| Let’s not talk about it. | そのことについて話さないようにしましょう。 |
| Hurry up, or you’ll be late. | 急がないと遅れます。 |
12. 命令文の基本パターン
命令文を整理すると、次のようになります。
- 肯定の命令
- 動詞の原形 + ~.
- Open the door.
- be動詞の命令
- Be + ~.
- Be careful.
- 丁寧な依頼
- Please + 動詞の原形 ~.
- Please help me.
- 否定の命令
- Don’t + 動詞の原形 ~.
- Don’t touch it.
- 強い禁止
- Never + 動詞の原形 ~.
- Never give up.
- 一緒にする提案
- Let’s + 動詞の原形 ~.
- Let’s go.
- 否定の提案
- Let’s not + 動詞の原形 ~.
- Let’s not worry.
- 条件的な意味
- 命令文 + and/or + 文
- Hurry up, or you’ll be late.
まとめ:英語 命令文 例文で基本の語順を身につけよう
英語 命令文 例文を学ぶときは、まず「動詞の原形から始める」という基本を押さえましょう。肯定の命令は「動詞の原形」、否定の命令は「Don’t + 動詞の原形」、丁寧な依頼は「Please + 動詞の原形」、提案は「Let’s + 動詞の原形」という形になります。また、Let’s not、Never、命令文 + and / orなどを覚えると、命令・禁止・提案・警告まで幅広く表現できます。例文を肯定・否定・依頼・提案のパターンに分けて練習することで、命令文の語順を確実に身につけられます。