IsとDoesを使い分ける疑問文のポイントを理解すると、英語の疑問文をより正確かつスムーズに作れるようになります。英語で「〜ですか?」「〜しますか?」と質問するとき、isとdoesはどちらも疑問文でよく使われますが、使い方は同じではありません。特に、主語が何なのか、文の中心となる動詞がbe動詞なのか一般動詞なのかを見分けることが重要です。
英語の疑問文では、日本語の語順をそのまま英語に当てはめると間違いやすいため、基本的な文の構造を覚えておく必要があります。この記事では、主語の違い、be動詞と一般動詞、疑問文の組み立て、Yes/No疑問文という4つのポイントから、isとdoesの使い分けを簡潔かつ具体的に解説します。
1.まず「is」と「does」の役割を理解する
「is」と「does」は、どちらも疑問文を作る際に文頭に登場することがあります。しかし、文の中で担当している役割が異なります。
- is:be動詞「am / is / are」の一つ
- does:一般動詞の疑問文で使う助動詞
- isの後ろでは、名詞・形容詞・場所などを説明することが多い
- doesの後ろでは、一般動詞を使って動作や習慣などを表す
例えば、次の2文を比べてみましょう。
- Is he a student?
彼は学生ですか。 - Does he study English?
彼は英語を勉強しますか。
1つ目は「he = student」という状態・属性を尋ねています。一方、2つ目は「study」という動作について尋ねています。この違いが、isとdoesを使い分ける基本です。
2.主語の違いに注目する
isとdoesを使い分けるとき、主語だけを見るのでは不十分ですが、主語の形を確認することも重要です。
特に一般動詞の現在形では、主語が「he / she / it」などの三人称単数の場合、疑問文でdoesを使います。
| 主語 | be動詞の例 | 一般動詞の疑問文 |
|---|---|---|
| I | Am I ~? | Do I ~? |
| you | Are you ~? | Do you ~? |
| we | Are we ~? | Do we ~? |
| they | Are they ~? | Do they ~? |
| he | Is he ~? | Does he ~? |
| she | Is she ~? | Does she ~? |
| it | Is it ~? | Does it ~? |
ここで注意したいのは、doesを使うからといって主語が必ずheやsheになるわけではないことです。現在形の一般動詞の疑問文では、基本的に三人称単数の主語にdoesを使います。
例えば、
- Does he play tennis?
- Does she like music?
- Does it work?
のように使います。
一方、you、we、theyなどの場合はdoを使います。
- Do you play tennis?
- Do they like music?
- Do we need this?
3.be動詞と一般動詞を区別する
isとdoesの使い分けで最も重要なのが、be動詞と一般動詞の区別です。
be動詞を使う文
「〜です」「〜にいます」「〜の状態です」などを表す場合、be動詞を使います。
例:
- He is a teacher.
- She is happy.
- He is at home.
- It is cold.
これらを疑問文にすると、be動詞を文頭に移動します。
- Is he a teacher?
- Is she happy?
- Is he at home?
- Is it cold?
この場合、doesは必要ありません。
一般動詞を使う文
一方、「食べる」「好き」「勉強する」「働く」などの動作や行動を表す一般動詞の場合、現在形の疑問文ではdo / doesを使います。
例:
- He plays tennis.
- She likes coffee.
- He works here.
- She studies English.
疑問文では、
- Does he play tennis?
- Does she like coffee?
- Does he work here?
- Does she study English?
となります。
ここで重要なのは、doesを使った後の一般動詞は原形になることです。
「She likes coffee.」を疑問文にすると、
× Does she likes coffee?
○ Does she like coffee?
となります。
これはdoesが三人称単数の役割をすでに持っているためです。
4.疑問文の組み立て方
疑問文を作るときは、まず「be動詞の文なのか、一般動詞の文なのか」を判断しましょう。
be動詞の場合
基本的な形は次の通りです。
Is + 主語 + 補語・説明 + ?
例:
- Is he busy?
- Is she a doctor?
- Is your brother at home?
- Is this book interesting?
元の文が、
He is busy.
なら、isを前に移動して、
Is he busy?
とします。
一般動詞の場合
三人称単数の主語なら、
Does + 主語 + 動詞の原形 + ~?
という形になります。
例:
- Does he speak English?
- Does she live in Tokyo?
- Does your father drive a car?
- Does this computer work well?
元の文が、
She lives in Tokyo.
なら、
Does she live in Tokyo?
となります。
5.Yes/No疑問文での使い方
isやdoesを使った疑問文は、基本的に「はい」または「いいえ」で答えられるYes/No疑問文を作ることができます。
| 疑問文 | Yesの答え | Noの答え |
|---|---|---|
| Is he a student? | Yes, he is. | No, he isn’t. |
| Is she busy? | Yes, she is. | No, she isn’t. |
| Does he play soccer? | Yes, he does. | No, he doesn’t. |
| Does she like tea? | Yes, she does. | No, she doesn’t. |
ここでも、質問に使われている動詞・助動詞に合わせて答えることがポイントです。
Is he ~? と聞かれたら、
- Yes, he is.
- No, he isn’t.
と答えます。
Does he ~? と聞かれたら、
- Yes, he does.
- No, he doesn’t.
と答えます。
6.間違えやすいパターン
isとdoesを混同すると、次のような間違いが起こりやすくなります。
「ですか?」なら必ずisではない
日本語では「彼は英語を話しますか?」のように、文末が「ですか」ではなくても疑問文になります。英語では日本語の「か」だけを基準にするのではなく、文の動詞を確認する必要があります。
- 彼は学生ですか。
→ Is he a student? - 彼は英語を話しますか。
→ Does he speak English?
doesの後ろに「s」を付けない
三人称単数の肯定文では動詞にsが付くことがあります。
- He plays tennis.
- She likes coffee.
しかし、doesを使う疑問文では動詞を原形に戻します。
- Does he play tennis?
- Does she like coffee?
このルールは非常に重要です。
7.isとdoesの違いを整理する
最後に、2つの使い方を表で確認しましょう。
| 項目 | Is | Does |
|---|---|---|
| 種類 | be動詞 | 助動詞 |
| 主な用途 | 状態・性質・職業・場所など | 動作・習慣・行動など |
| 後ろに置くもの | 名詞・形容詞・場所など | 動詞の原形 |
| 例 | Is he happy? | Does he work here? |
| Yesの答え | Yes, he is. | Yes, he does. |
| Noの答え | No, he isn’t. | No, he doesn’t. |
疑問文を作る前に、次の順番で確認すると整理しやすくなります。
- 主語は何かを確認する。
- 文の中心がbe動詞か一般動詞かを確認する。
- be動詞なら、is / areなどを主語の前に置く。
- 一般動詞なら、主語に応じてdo / doesを使う。
- doesを使ったら、後ろの動詞を原形にする。
- Yes/Noで答える場合は、質問に使われたbe動詞・助動詞に合わせて答える。
8.実際の例文で比較する
最後に、似た内容でもisとdoesで意味が変わる例を見てみましょう。
- Is he a teacher?
→ 彼は先生ですか。 - Does he teach English?
→ 彼は英語を教えますか。
また、
- Is she busy?
→ 彼女は忙しいですか。 - Does she work today?
→ 彼女は今日働きますか。
というように、isは「どんな状態・立場・場所なのか」、**doesは「何をするのか」**を尋ねる場合に使うと考えると分かりやすくなります。
まとめ:IsとDoesを使い分ける疑問文のポイント
IsとDoesを使い分ける疑問文のポイントは、「主語」だけでなく、be動詞を使う文なのか、一般動詞を使う文なのかを判断することです。be動詞の疑問文ではisなどのbe動詞を主語の前に置き、一般動詞の疑問文では三人称単数の主語にdoesを使い、その後ろの動詞を原形にします。特に「Is he ~?」と「Does he ~?」を比較して練習すると、疑問文の組み立て方とYes/No疑問文の答え方まで自然に身につけることができます。