英語を学ぶ上で混乱しやすい表現の一つが 「so that」と「so~that」 です。どちらも “that” を含む構文ですが、意味・文法構造・使われ方には明確な違いがあります。この記事では、「so that」と「so~that」使い方」をテーマに、それぞれの意味、使い分け、例文、倒置表現、そして書き換え可能な文型まで、細かく丁寧に解説していきます。
「so that」と「so~that」使い方 を理解すれば、英文をより自然で正確に使えるようになり、英会話や英作文でも文意を自在にコントロールできるようになります。
「so that」と「so~that」の基本的な違い
まずは両者の違いをシンプルに整理してみましょう。
| 構文 | 主な意味 | 文の構造 | 例文 | 日本語訳 |
|---|---|---|---|---|
| so that | 目的・結果を表す | so that + 主語 + 助動詞 + 動詞 | I studied hard so that I could pass the exam. | 試験に合格するために一生懸命勉強した。 |
| so~that | 程度・結果を表す | so + 形容詞/副詞 + that + 主語 + 動詞 | He was so tired that he couldn’t walk. | 彼はとても疲れていたので歩けなかった。 |
👉 見分け方のコツ
- 「so」と「that」の間に 形容詞や副詞 が入る → so~that 構文
- 「so」と「that」が 隣り合っている → so that 構文
① so that:目的を表す「〜するために」
意味と文型
「so that」は目的を示す接続詞で、「〜できるように」「〜するために」という意味を表します。
構造:
so that + 主語 + 助動詞(can, could, will, would など) + 動詞
例文
- She spoke slowly so that everyone could understand her.
→ みんなが理解できるように、彼女はゆっくり話した。 - I left early so that I wouldn’t miss the train.
→ 電車に乗り遅れないように、早めに出た。 - He turned off his phone so that he could concentrate.
→ 集中できるように、彼は携帯を切った。
ポイント
- 助動詞を伴う(can / could / will / would など)ことが多い。
- 「that」は 省略できる場合 もある。
例:
I studied hard (so) I could pass the exam.
② so~that:程度と結果を表す「とても〜なので…」
意味と文型
「so~that」は、「とても〜なので…」「〜するほど〜だ」という程度と結果を表す構文です。
構造:
so + 形容詞 / 副詞 + that + 主語 + 動詞
例文
- It was so cold that we couldn’t go outside.
→ とても寒かったので、外に出られなかった。 - She ran so fast that nobody could catch her.
→ 彼女はとても速く走ったので、誰も追いつけなかった。 - He is so tall that he can reach the ceiling.
→ 彼はとても背が高いので、天井に手が届く。
注意点
- 「so」の直後に形容詞・副詞が入る。
- 結果の節(that以下)を省略することも可能。
例:
He ran so fast!(とても速く走った!)
③ , so that ~ :結果を表す「その結果〜」
「so that」にはもう一つの使い方があります。カンマを伴って「その結果〜」という意味を表す場合です。
構造:
主節 + , so that + 主語 + 動詞
例文
- I overslept, so that I was late for work.
→ 寝坊したので、仕事に遅れた。 - It rained heavily, so that the game was canceled.
→ 大雨が降ったので、試合は中止になった。
この場合、「so that」は結果を表すもので、「目的」ではありません。
口語では「that」が省略されることもあります。
例:
I overslept, so I was late for work.
④ 「so~that」構文の倒置(強調構文)
英語では、「so~that」構文の so + 形容詞/副詞 を強調したいとき、文頭に置いて 倒置 が起こることがあります。
構造:
So + 形容詞/副詞 + 助動詞 + 主語 + 動詞 + that ~
例文
- So fast does Michael walk that he can get to work in 10 minutes.
→ マイケルはとても速く歩くので、10分で職場に着く。 - So beautiful was the scenery that we couldn’t stop taking pictures.
→ 景色がとても美しかったので、写真を撮るのをやめられなかった。
このように、強調表現として文学的・フォーマルな文体で使われることが多いです。
⑤ 「so that」構文の書き換え表現
英語では、「so that」を他の構文に置き換えることが可能です。目的を示す場合や結果を示す場合で異なります。
| 意味 | 元の構文 | 書き換え | 例文 |
|---|---|---|---|
| 目的 | so that + 主語 + 助動詞 + 動詞 | in order that / so as to / to + 動詞の原形 | I studied hard so that I could pass the exam. → I studied hard to pass the exam. |
| 結果 | so + 形容詞/副詞 + that + 主語 + 動詞 | such … that 構文 | It was so cold that we couldn’t go out. → It was such cold weather that we couldn’t go out. |
⑥ 学習のポイントまとめ
「so that」と「so~that」を混同しないためのコツを以下に整理します。
- 間に形容詞・副詞があるかどうかを見る。
→ あれば「so~that」、なければ「so that」。 - 目的 or 結果を見分ける。
→ 「〜するために」なら目的、「その結果〜」なら結果。 - 助動詞の有無を確認する。
→ 助動詞があれば目的構文の可能性が高い。 - 倒置表現は強調のため。
⑦ 実践練習:使い分け問題
次の文を読んで、どちらの構文が正しいか選びましょう。
- He left early (so / so that) he could catch the bus.
→ so that(目的) - She was (so / so that) happy that she cried.
→ so(程度) - I forgot my umbrella, (so / so that) I got wet.
→ so that(結果) - The book was (so / so that) interesting that I read it twice.
→ so(程度)
⑧ よくある間違いと注意点
| 誤用 | 正しい形 | 解説 |
|---|---|---|
| × He was so that tired. | 〇 He was so tired that … | 「so that」の間に形容詞を入れない。 |
| × I studied hard so I could pass the exam. | 〇 I studied hard so that I could pass the exam. | 口語ではthat省略可だが、正式な文では残す方が自然。 |
| × It was so weather that … | 〇 It was such weather that … | 名詞を修飾する場合は「such」。 |
まとめ: 「so that」と「so~that」使い方をマスターしよう
「so that」と「so~that」使い方 の違いを理解することは、英語の目的・結果・程度を正確に表現するための第一歩です。
- 「so that」= 目的・結果(〜するために/その結果)
- 「so~that」= 程度・結果(とても〜なので/〜するほど)
- 倒置表現や省略、書き換え構文を覚えると、英語表現がより自然で豊かになります。
正しい文型と意味を意識して使い分けることで、英語の理解力と表現力が飛躍的に向上します。ぜひ日常会話やライティングで、この記事で紹介した 「so that」と「so~that」使い方 を実際に使ってみてください。